【天王町の小児皮膚科】子どもの水ぼうそう(水痘)は親にうつる?家庭内感染を起こさないためにできること
【小児皮ふ科】
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
水ぼうそう(水痘)は、ヒトヘルペスウイルス3型(水痘帯状疱疹ウイルス)が原因となって引き起こされる急性の全身感染症の一種で、皮膚に病変が出現します。
顔を含む全身が患部となることがあり、特に小児期に多く見られます。
空気や飛沫を介して感染します。
感染力がとても強く、集団生活や家庭内で感染する可能性が非常に高い疾患です。
お子さまが水ぼうそうにかかると、保護者の方は自分にもうつってしまうのではと心配になることでしょう。
ここでは、子どもが水ぼうそうになったら、大人にうつるかについてお話しします。
子どもが水ぼうそう(水痘)になったら親にうつる可能性はあります
水ぼうそうは一度かかって回復すると、終生免疫(しゅうせいめんえき:一度感染すると生涯ほぼその病気にかからなくなる免疫のこと)を得ることができるとされています。
水ぼうそうを対象としたワクチンの定期摂取は2014年から開始されました。
水痘ワクチンは生後12月~36月までの間にある乳幼児を対象に、2回の定期摂取を行います(期間内は無料で接種を受けられます)。
また、水痘ワクチンを1回接種すれば、重症の水痘の発症をほぼ100%予防でき、2回接種すると軽症の水痘も含めて発症を予防できるとされています。
水ぼうそうを発症している方の9割以上は、9歳以下のお子さまです。
大人の水ぼうそうの頻度は全体の中では少ないものの、総患者数が多い感染症なので決してまれではなく、重症の頻度が高いので注意が必要です。
また、すでに免疫を獲得しているシニア世代に再感染する場合もあります。
また、妊娠中の方がはじめて感染した場合は、胎児に先天性水痘症候群を生じる可能性があります。
子どもからの感染を予防するためにできること
水ぼうそうは感染力が高いため、同じ空間にいると感染する可能性はかなり高くなります。
そのため、まずは感染者を隔離しましょう。
水ぼうそうの原因ウイルスは感染力が非常に強いため、手洗いやマスクの着用といった対策だけで感染を防ぐのは困難です。
そのため一度も水ぼうそうにかかったことがない大人は、できるだけ早めにワクチンを接種するのがいいでしょう。
もしワクチン接種をする前に子どもが水ぼうそうになってしまったら、子どもと接触してから72時間以内に親がワクチンを接種すれば、発症を抑えたり重症化を予防したりする効果が期待できるとされています。
水痘ワクチンは生ワクチンのため妊娠中、妊娠予定の方は接種できません。
当院では、水ぼうそう(水痘)予防を目的とした水痘ワクチンの定期接種、任意接種は行っておりません。
帯状疱疹予防を目的とした、ワクチン接種は行っております。
詳細はお問い合わせください。
水ぼうそうに関することは「よこはま すみれ皮ふ科」にご相談ください
水ぼうそうの治療には、抗ウイルス薬を使用することがあります。
早い段階で服用することで重症化を抑えられる可能性があるため、気になる症状があればできるだけ早く受診しましょう。

