【小児皮膚科】手・足・口の中に湿疹が……夏に流行りやすい「手足口病」の症状とは?

小児皮ふ科, 手足口病

こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
 
夏になると、子どもたちの間で流行しやすい病気の一つに「手足口病」があります。
手足口病は、手や足、お口の中に水ぶくれを伴う複数の湿疹ができるウイルス性の感染症で、特に2歳以下の小さなお子さんが発症しやすい病気です。
小学生でもうつることがありますが、数日で治ることがほとんどです。
 

(参照:厚生労働省 感染症情報「手足口病」) >

 
今回は、手足口病のおもな症状やその対策について説明します。
 
 

手足口病の主な症状

手足口病の症状は、ウイルスに感染してから3〜5日後にあらわれます
以下のような症状が特徴的です。
 

発熱

発症した人の3分の1の人に38度以下の発熱が見られます。
高熱が続くことは少なく、3~7日程度で治ることがほとんどです。
 

湿疹

手のひらや足の裏や甲、そして口の中に2~3mmの小さな水疱(みずぼう)を伴う湿疹があらわれます。
湿疹はかゆみを伴うことがあり、子どもが不快感を訴えることもあります。
 

口内炎

お口の中、特に舌や頬の内側に痛みを伴う口内炎ができます。
食べたり飲んだりすることが困難になり、食欲不振や水分補給が難しくなるケースもあります。
 
 

手足口病の感染経路と感染予防

手足口病は、感染者の唾液や鼻水、便、湿疹からの液体などを通じて広がります。
特に幼稚園や保育園など、多くの子どもたちが集まる場所で流行しやすいため注意が必要です。
手足口病に対する特別な治療法はなく、基本的には症状を和らげる対症療法が中心となります。
 
予防と感染拡大の防止のために

・手洗いの徹底
・消毒の実施
・感染者の隔離

に気をつけましょう。
また、口内炎がある場合水分が摂りにくくなることがあるため、脱水を防ぐために少しずつでも頻繁に水分を摂取させるようにしてください。
 
 

手足口病は皮膚科で対応できます!皮膚の湿疹に気づいたら当院まで

手足口病は、一時的に手足の爪が剥がれることがありますが、その後は新しい爪が生え、自然に治るとされています。
また、まれに重篤な合併症を起こす恐れがあるため、経過を注意深く観察するようにしましょう
 
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】では、発熱を伴う湿疹「手足口病」にも対応しています。
かゆみが強い場合には、症状を緩和させるために薬を処方することもありますので、皮膚科を受診されることをおすすめします。
夏場は流行のピークを迎えるため、早期の発見と適切な対応を心がけましょう
 

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