【小児皮膚科】皮膚に湿疹が……子どものアトピー性皮膚炎の特徴とケア方法
【アトピー性皮ふ炎】
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
アトピー性皮膚炎は、慢性的な湿疹やかゆみを伴う皮膚疾患です。
アトピ-性皮膚炎を調べる全国的な調査によると、1歳半児で9.8%、3歳児で13.2%の子どもに症状があらわれています。
このことからもわかるように、アトピー性皮膚炎は幼児期から始まることが多く、よくなったり悪くなったりを繰り返す病気なのです。
(参照:厚生労働省「アトピー性皮膚炎の概要と基本的治療」p20) >
「そのうち治るのかな?」などと自己判断せず、できるだけ早く皮膚科を受診してください。
今回は、子どものアトピー性皮膚炎の特徴とケア方法をお伝えします。
アトピー性皮膚炎は年齢によって症状に特徴がある
子どものアトピー性皮膚炎は、
・赤くなる
・湿疹ができる
・かさぶたができる
などのさまざまな症状があらわれる病気です。
皮膚の「バリア機能」が低下して炎症が起きやすくなり、強いかゆみを伴う湿疹が出たり治ったりを繰り返す特徴があります。
また、年齢別に湿疹の出る部分にも特徴があります。
乳幼児期(0〜2歳頃)
このころは、頬やひたいなどの顔や頭、耳の周りなどに湿疹が特に出やすく、次いで、肘や膝の裏側などの関節部分に湿疹があらわれやすいという傾向があります。
幼児期(2〜10歳頃)
お顔の湿疹が減り、肘や膝の関節の内側、首、手首、足首など、関節の曲がる部分に湿疹が集中することが多くなります。
アトピー性皮膚炎のケア方法
アトピー性皮膚炎のケアの基本は「肌の保湿」です。
入浴後や日常的に、保湿剤を使って皮膚をしっかりと保護するようにしましょう。
また、肌を清潔に保つことも大切です。
・汗や汚れはできるだけ早く落とす
・お風呂の温度はぬるま湯にする
・石鹸やシャンプーは、低刺激性のものでこすらずに軽く洗う
などに気をつけてください。
子どもの皮膚のトラブルは「よこはま すみれ皮ふ科」までご相談を
アトピー性皮膚炎は、長期的なケアが必要です。
相鉄本線「天王町駅」徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】では患者さまに寄り添った診療を行っています。
「適切なお薬」と「毎日のスキンケア」、「症状が悪くなる原因を取り除く対策」の3つの治療を中心に行いますので、一緒に症状の改善をめざしましょう。