手のひらがかゆい!水疱ができる「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」とは
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
なかなか治らない手のひらや足の裏のかゆみ、水疱にお悩みの方は、「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」という皮膚疾患の可能性があります。
掌蹠膿疱症は、おもに手のひらや足の裏に膿を含んだ小さな水疱ができる病気です。
水疱の中に細菌やウイルスなどは入っていないため、触れても人に感染することはありません。
今回は、掌蹠膿疱症の特徴や原因、治療法について説明します。
水疱ができる掌蹠膿疱症 3つの特徴
掌蹠膿疱症には、以下のような特徴があります。
1.水疱と膿疱ができる
手のひらや足の裏に、小さな水疱や膿が溜まった膿疱(のうほう)があらわれるのが特徴です。
小さな水疱ができることから始まり、やがて膿が溜まる膿疱になってかさぶたになり剥がれ落ちます。
2.かゆみや痛みがある
水疱ができる部分は、かゆみや痛みを伴うことがあり、日常生活に支障をきたすことがあります。
3.再発しやすい
掌蹠膿疱症は、再発しやすく症状が持続することがあります。
適切な治療が行われないと、症状が長期間続くことがあるため、自己判断せずに早めに皮膚科を受診しましょう。
掌蹠膿疱症の原因
正確な原因ははっきりしていませんが、掌蹠膿疱症の方の喫煙率が62%ということから、たばこによる影響が大きいといわれています。
(参照:J-STAGE「当科における過去3年間の掌蹠膿疱症111例の統計学的検討」) >
ほかには、以下の要因が関与していると考えられます。
・症状がほとんどあらわれない程度の扁桃炎
・頑固な便秘
・歯科の金属アレルギーなど
「掌蹠膿疱症?」と思ったら「よこはま すみれ皮ふ科」までご相談を
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】は地域のかかりつけ皮膚科として、患者さまのさまざまな皮膚のお悩みにお応えしています。
掌蹠膿疱症の治療では、原因の除去や外用療法などで症状の改善をめざします。
症状に応じて適切な治療法をご提案いたしますので、まずはご相談ください。