【天王町の小児皮膚科】赤ちゃんのおむつかぶれも早めに皮膚科を受診しましょう
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
「おむつかぶれ」は、多くの赤ちゃんにみられる肌トラブルの一つです。
1ヶ月健診のときの新生児のおむつかぶれの有無を調べた調査によると、43.5%の赤ちゃんにおむつかぶれの症状があり、赤ちゃんの肌トラブルとして一般的なものであることがわかります。
(参照:J-STAGE「退院時と1か月健診における新生児のおむつかぶれの実態」p53 表3) >
「おむつかぶれ」とは、おむつで覆われた部分に、湿気や摩擦、排泄物が長時間触れることで炎症を起こす「接触皮膚炎」といわれる病気です。
最初は軽い赤みやかゆみから始まりますが、放置すると症状が悪化することもありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。
早めに皮膚科を受診すべき3つの理由
「おむつかぶれくらい……」などと思わずに、症状が軽いうちに皮膚科の受診しましょう。
その理由は以下の3つです。
1.適切な診断を下せる
皮膚科では、赤ちゃんの皮膚の状態を丁寧に診察し、おむつかぶれの原因や程度を適切に診断します。
皮膚の表面でカンジダ菌が繁殖する「皮膚カンジダ症」など、ほかの皮膚疾患と区別するために、医師の診断が必要です。
2.効果的な治療を行える
清潔を保つ、おむつ交換の頻度を増やすなどの対策で改善することもありますが、皮膚科を受診すると、医師が適切な治療法を提案します。
3.感染症のリスクを避けるため
おむつかぶれが進行すると「皮膚カンジダ症」などの感染を引き起こすリスクが高まります。
症状が似ているため「おむつかぶれだと思っていたら皮膚カンジダ症になっていた」というケースもあります。
おむつかぶれと皮膚カンジダ症の治療は異なりますので、皮膚科でしっかり治療するようにしましょう。
おむつかぶれの原因
おむつかぶれは、さまざまなことが原因で発症します。
以下のようなことを繰り返すことで、炎症を起こし、赤いぶつぶつができたり、ただれたりします。
・おむつ内の湿気でお尻が蒸れ、皮膚がふやけて傷つきやすくなる
・尿や便などの排泄物が長時間皮膚に触れ、皮膚が刺激されやすくなる
・お尻拭きなどでおしりの皮膚をこすることによる刺激
赤ちゃんのおむつかぶれ・肌トラブルはよこはま すみれ皮ふ科まで
赤ちゃんのおむつは、できるだけ頻繁に交換し、清潔な状態を保ちましょう。
おむつかぶれがあるときは、よく泡立てた石鹸で洗浄し、ぬるま湯のシャワーでやさしく洗い流すようにしてください。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】は、ご家族の皆さまで通っていただけるお肌のかかりつけ医です。
おむつかぶれは、適切なケアを行うことで予防できますが、症状が改善しない、悪化したといった場合は、早めに皮膚科を受診することが大切です。
赤ちゃんの肌トラブルは、どんなに些細なことでもご相談ください。