【小児皮膚科】乳児湿疹はいつまで続く?赤ちゃんの皮膚のケア方法
【小児皮ふ科】
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
乳児湿疹は、多くの赤ちゃんに見られる皮膚トラブルで、赤ちゃんの肌にできる湿疹の総称です。
赤ちゃんの肌に乳児湿疹が発生すると「いつになったら治るの?」「いつまで続くの?」と心配になることでしょう。
けれども、適切なケアを行うことで赤ちゃんの肌はすこやかに保たれるケースがほとんどです。
また、すべての赤ちゃんに有効ではありませんが、新生児のころから全身に保湿剤を塗っていると、アトピー性皮膚炎の発症率を30~50%程度下げることができるという報告もあります。
(参照:厚生労働省「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き 2023年改訂版」p15) >
乳児湿疹はほとんどが1歳ころに落ち着いてくる
乳児湿疹とは、頬や額、頭皮や身体全体にできる皮膚の炎症のことです。
にきびのような赤い発疹や、赤い斑点、頭皮のフケなどさまざまな症状があらわれます。
個人差はありますが、生後2週間ごろから症状が現れることが多いです。
成長するにしたがって皮膚バリアが備わり、1歳ころには落ち着いてくることが多いため、適切なスキンケアを継続するようにしましょう。
スキンケアを続けていても改善しない場合は、アトピー性皮膚炎など、ほかの皮膚トラブルが原因の場合もありますので、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
赤ちゃんの皮膚のスキンケア方法
赤ちゃんの皮膚のスキンケア方法をお伝えします。
ポイントは「清潔を保つこと」と「しっかりと保湿すること」です。
洗浄
毎日、ぬるま湯でやさしく赤ちゃんの肌を洗いましょう。
ベビー用のボディーソープやヘアシャンプー、石鹸などを使用し、よく泡立ててから洗ってしっかりとすすいでください。
洗い過ぎると肌のバリア機能を損なう可能性があるため、こすりすぎないよう適度な洗浄を心がけましょう。
保湿ケア
入浴後は、保湿剤を使用して赤ちゃんの肌をしっかりと保湿しましょう。
乳児湿疹が発生している場合でも、保湿は非常に重要です。
洗浄後はすぐに保湿をして乾燥を防ぎ、皮脂バランスを整えるようにしてください。
赤ちゃんの肌トラブルは「よこはま すみれ皮ふ科」までご相談を
乳児湿疹は、多くの赤ちゃんにとって一過性のもので、適切なケアを続けることで、やがて自然に治まることがほとんどです。
とはいえ、湿疹がひどくなったり、長期間続く場合は、皮膚科医に相談することが大切です。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】は、ご家族皆さまで通える「お肌のかかりつけ医」です。
赤ちゃんの肌トラブルにも対応していますので、小さな肌トラブルでも気兼ねなくご相談ください。