【天王町の皮膚科】にきびってなぜできるの?原因と適切なスキンケア方法
こんにちは。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】です。
にきびは、多くの人が経験する肌トラブルの一つです。
大人でも発生することがありますが、おもに思春期の子どもに多くみられる症状です。
治ったと思ったらまたあらわれるなど、繰り返し症状が出やすいにきびですが、なぜにきびができるのでしょうか。
今回は、にきびができる原因と適切なスキンケア方法について説明します。
にきびが発生する3つの原因
にきびが発生するおもな原因は、以下の3つです。
1.皮脂の過剰分泌
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴を詰まらせ、にきびの原因となります。
皮脂とは、毛穴の中にある皮脂腺から分泌される油脂状の物質のことです。
水分の蒸散を防ぎ、皮膚のうるおいを守る役割がありますが、皮脂の分泌が多すぎると毛穴の出口がつまり、にきびができるのです。
ホルモンバランスの乱れやストレス、食生活の影響で皮脂の分泌が増えることがあるので注意しましょう。
また、乾燥を防ごうとして、皮脂が過剰に分泌されることもあるので保湿ケアはしっかり行いましょう。
2.毛穴の詰まり
古い角質や皮脂が毛穴に詰まることで、にきびが発生します。
毛穴が健康な場合、皮脂は肌の表面に排出されますが、毛穴が詰まってしまうと皮脂が閉じ込められてしまい、にきびの初期段階である「白にきび」ができてしまうのです。
3.アクネ菌の増殖
アクネ菌は、どんな毛穴にもいる常在菌ですが、増えすぎると炎症を起こし、にきびを引き起こす原因になります。
毛穴に詰まった皮脂が毛穴に溜まることでアクネ菌が繁殖して、炎症を引き起こすのです。
これが赤みを帯びたにきびや、膿を伴うにきびの原因となります。
適切なスキンケア方法
にきびを予防・改善するためには、生活習慣を整え、以下のようなスキンケアを行いましょう。
食事や生活のリズムに気をつける
皮脂が過剰に分泌されることでにきびができやすくなるため、脂質を多く含む食事は控えるようにしましょう。
肌を修復するときに使われる「ビタミンB群」や、肌のターンオーバーを促す「タンパク質」など、栄養バランスの整った食事を摂取するようにしてください。
また、ストレスをなるべく溜めず、十分な睡眠をとるなどの生活リズムにも気をつけましょう。
適切な洗顔
朝や夜の洗顔は、刺激が少ない洗顔料を使用し、よく泡立てて、こすらずにぬるま湯で優しく洗いましょう。
洗顔の際の過度な摩擦は、肌を傷つけたりニキビを刺激したりして悪化させる可能性があります。
保湿ケア
化粧品は、ニキビ肌用のノンコメドジェニックテスト済み製品を選びましょう。
(※ノンコメドジェニックテスト済み製品とは、人の肌を使ってニキビができにくいことが確認された製品のことです。)
肌を乾燥させないために、洗顔後には必ず保湿を行いましょう。
にきび肌の方でも、適度な保湿をすることはとても大切です。
油分を避けるのではなく、にきび肌に適したクリームを選びましょう。
繰り返すにきびにお悩みの方は「よこはま すみれ皮ふ科」にご相談を
にきびは、日々のスキンケアや生活習慣を見直すことで予防・改善できる可能性があります。
にきびができる原因を知って適切な対策を取ることで、健康的で美しい肌をめざしましょう。
天王町駅徒歩7分の皮膚科・小児皮膚科【よこはま すみれ皮ふ科】では、繰り返すにきびに対する専門的なアドバイスを行っています。
当院の一般皮膚科では、にきび治療を保険診療で受けることが可能ですので、ひどくなる前に皮膚科を受診しましょう。